「その薬草は毒かもしれぬ」と追放された令嬢薬師——領地に疫病が広がったとき、彼女の薬草園はもう枯れていた
侯爵令嬢リリアーナは薬草園「星霜の庭」を管理し、領地の医療を一手に担ってきた。しかし新任侍医マティアスの讒言により「毒を扱う女」と断じられ、婚約者クラウスにも見捨てられて追放される。辺境の村でヘルダという薬草の先達に出会い、再び薬草を育て始めるリリアーナ。やがて領地に疫病が蔓延するが、薬草園はすでに枯れ果て、侍医の薬は効かない。一方、リリアーナの村では誰一人倒れなかった。
場面1: 星霜の庭での朝
場面2: 侍医マティアスの赴任
場面3: 讒言
場面4: 婚約破棄
場面5: 追放宣告
場面6: 薬草園との別れ
場面7: リリアーナの背中
場面8: ベルクハイム村への到着
場面9: ヘルダとの出会い
場面10: 小さな薬草畑
場面11: 枯れゆく星霜の庭
場面12: 秋霧熱の流行
場面13: 侯爵の動揺とクラウスの後悔
場面14: 辺境の村の平穏
場面15: 領地からの使者
場面16: リリアーナの決断
場面17: エピローグ